2008年9月28日日曜日

高齢者医療制度の見直し

後期高齢者医療制度について、見直しが進められている。

舛添厚労相が「高齢者医療制度の廃止を宣言」と
一部で報道されたことを取り上げ、
「抜本改革すると思わせておいて、
急にトーンダウンしている」との批判あり。

後期高齢者医療制度を続けたいのか、
それとも廃止したいのか、方向性不明。

「いつまでに結論を出すのか」という質問に対しても、
「大臣は一年程度かけてまとめると言っているが、
検討会でいつまでに結論を出すかは決まっていない。
一年かかるか、もっと早く終わるかは現時点では分からない」との答え。

後期高齢者医療制度、始まってからも、
始まった後も問題がある。

いきなり始まって、いきなり終わるという場合でも、
それまでの検討にかかった時間とお金は戻らない。

後期高齢者医療制度の影響で、
後期高齢者の外来(通院日数)が8.47%減少しているという。
(全日本民主医療機関連合会・「緊急患者動向調査」)

どうなるか分からない現在。
自分の身はまず自分で守れ、という教訓か。